こんばんわ。
広告運用者(@miraifreelife)です。
CMで「名前は知ってるけど、何をしているか知らない企業」と癖になる自虐のCMを作られている目企業さんですが、
日清紡ホールディングス (3105) さんです。
もともとは、企業名にある通り、高級綿糸の大量生産を担う紡績会社として創業しているのですが、現在の繊維関連の売上は1割以下となっており、エレクトロニクス事業(日本無線グループの無線・通信技術製品)および世界トップのシェアを誇る自動車用ブレーキ摩擦材事業がメイン事業となっている企業です。
上記二つの事業については2005年に新日本無線をTOBにて買収、2011年に大手ブレーキ摩擦材メーカーのTMD Friction Group S.A.を買収するなど、M&Aを実施して企業規模を大きくした会社となっています。
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おススメする理由
①複数の異なる事業を展開していて、比較的安定した事業構造を持っていること。
②M&Aなどを積極的に行っている企業としては、黒字転換での推移が多く、安定していること。
③世界TOPシェアの商材を持っていること。
ということで、企業としては多角的経営をしつつ、安定した事業構造を持っている印象の企業です。世界TOPシェアをもつ企業でもあるので、安心して買える企業ではないかなと思っています。
現在の広告運用者(@miraifreelife)の保有状況はこちらです。
今年の3月ごろに購入しており、少しの含み益が出ています。
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マネックス証券さんは銘柄分析のデータ量が多く、他の証券会社では見えにくい、過去10年の配当性向などすごく見やすくて使いやすい印象です。
優待制度
日清紡ホールディングス (3105) さんは少しハードルは高いですが、1,000株以上の保有で、3,000円相当の自社グループ製品の詰め合わせの優待制度があるようです。
現在の株価だと100万円以上での優待なので、少しハードルが高いですね・・・。
直近の売上高と経常利益、株価、配当金の動き
2019年 12月期 | 2020年 12月期 | 2021年 12月期 | 2022年 12月期 | 2023年 12月期(予定) | |
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売上高(百万円) | 509,660 | 457,051 | 510,643 | 516,085 | 557,000 |
経常利益(百万円) | 11,703 | 3,466 | 25,358 | 20,397 | 27,000 |
2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大で自動車向けブレーキや電子デバイスの需要低迷の影響で減益、2022年度は自動車向けブレーキ事業での原燃料高で採算が悪化した影響で減益していますが、2023年度は価格転嫁などで大幅に増益する予定となっています。
株価はコロナ直後のタイミングで大幅に下落したものの、右肩上がりで株価は上昇しています。ただ、8月の決算発表のタイミングで大幅に株価が下落している状況です。(ただ、増配などもあり、株価はある程度落ちた後、再度上昇傾向になるのでは?と想定します)
2019年 12月期 | 2020年 12月期 | 2021年 12月期 | 2022年 12月期 | 2023年 12月期(予定) | |
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配当 | 30.00円 | 30.00円 | 30.00円 | 34.00円 | 36.00円 |
配当性向 | -% | 36.9% | 20.1% | 27.7% | 未定 |
株主還元に関しては、まずは成長戦略投資を優先させたうえで、連結配当性向30%程度を目安に安定的かつ継続的な配当を実施することを基本方針としています。そしてさらに十分な内部留保を確保した場合、自己株買い等を含めた積極的な株主還元を検討することとしています。
と企業のTOPページにも配当方針は明言されているので、株主還元についてはかなり積極的に動いてくれるのでは?と考えています。
↓会社の方針↓HPの社長メッセージより抜粋
私たちはVUCA の時代にあると言われます。しかし、私が入社した1980年代も不確実性の時代と言われていました。常に、不確実で動乱・激動の中にあるという点では、今も昔と変わりありません。言葉に煽られることなく、予見可能なリスクへの対処をしっかりと講じ、そして自らをも環境変化の中で変革させながら、事業活動を通じて社会に貢献することを使命に、成長戦略を遂行していくことが大切だと感じます。
私は社内で「正しく儲けろ」と言っています。売上を伸ばして固定費を削減するという発想では、低利益率の事業を多く抱えることにつながりますので、製品ごとに利益率をチェックし、利益率の高い事業へシフトするという取り組みを開始して3年目になります。数字ではっきりとその成果を示すにはもう少し時間がかかりますが、経営者の仕事として常に事業や製品の見直しを行い、利益率の向上に寄与する事業ポートフォリオを組み立てています。足元の業績ではなく、常に5年先や10年先のポートフォリオを見据え、M&A やカーブアウトも交えつつ環境変化に応じた組み替えを行いながら、新規事業の育成にも注力していきます。
この株のおすすめポイント
①多角的な経営により、安定した経営基盤を持っている。
②配当性向は30%と高くはないものの、株主還元に対して積極的であること
①価格転嫁の途中であり、今後の売上状況がまだはっきり見えていないこと。
今後の銘柄方針
インカムゲインとしては安定した優秀な企業さんなので、筆者(@miraifreelife)は長期で保有していく予定です。
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